LINEレシートキャンペーンを設計する上で意識するべきポイント!
「LINEを活用したレシートキャンペーンをやろうと考えている。そのうえでどのようなことに気をつければよいのだろう」今回はそんなふうに考えている方に見ていただきたい、LINEレシートキャンペーンを設計するうえで意識するべきポイントをメリットもあわせて紹介するので、ぜひご一読ください。
そもそもLINEレシートキャンペーンとは?
LINEレシートキャンペーンとは、指定の商品を購入したレシートを撮影し、撮影した写真を企業のLINE公式アカウントに送信することで応募が完了するキャンペーンです。LINEアカウントにシステムを連携させることで実施が可能になります。
レシートの確認方法は、運営事務局にて目視で確認する方法と、OCR(Optical Character Reader)機能を使って自動で読み取る方法の2種類があり、条件を満たしているレシートを送信した人のみを当選者として決定します。商品を購入したレシートがあれば応募できるので、幅広い業種で実施できるキャンペーンとなるようです。
LINEは日本でもっとも月間ユーザー数が多いSNSであり、連絡用やコミュニケーションツールとして多くの人が利用しているので、他のSNSと比べて比較的高い年代の人にも活用されていることが特徴です。そのため、他のSNSを利用したキャンペーンよりも幅広い年代をターゲットにできます。
LINEレシートキャンペーンを導入するメリット
LINEレシートキャンペーンを導入するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず挙げられるのは、その手軽さのおかげで応募数が増えることです。スマートフォンで撮影したレシートの画像を送るだけなので、誰でも手軽に応募できます。ハガキ応募のキャンペーンだと、ハガキに住所等を記入する必要がありますが、LINEではそのような手間をかけることなくより手軽に応募ができるため、応募数もその分向上します。
次に挙げられるメリットは、売上や来店につながるという点です。応募するためにはレシートを取得する必要があるので、実際に店舗に行って対象商品を購入する必要があります。応募数がそのまま売上となっているため、より来店促進や売上アップにつなげることができるキャンペーンだといえます。
そして、LINEのブロック防止につながるというメリットも挙げられるようです。LINEレシートキャンペーンの場合は応募から当選通知、個人情報の取得、そしてデジタルインセンティブが景品の場合は景品配布までをすべてLINE上で完結することが可能です。ユーザーは応募後にブロックをしてしまうと当選通知を受け取ることができないため、友だち追加後のブロックを抑える効果も期待できます。
LINEレシートキャンペーンを設計するうえで意識するべきポイント
LINEレシートキャンペーンを設計するうえで、どのようなことに意識する必要があるのでしょうか。
まずは、誰がメインターゲットでどれだけ母数がいるのかということについてです。キャンペーンを設計するにあたって、「誰に参加してほしいのか」というメインターゲットを考えることが重要であるといえます。ターゲットを設定したうえで、そのターゲットの年齢、趣味、嗜好、生活スタイルなどに合わせた最適なキャンペーンを設計するとよいでしょう。
また、設定したメインターゲットには母数がどの程度いるのかについても考えましょう。ターゲットが少なすぎると友だちの増加や認知促進につなげることができません。正しいターゲット選定を行うことがポイントです。
次に考えるべきポイントは、ユーザーに何をしてもらうのかということについてです。キャンペーンの内容を決める際、ユーザーの参加ハードルが適切であるかについても注意しながら検討していく必要があります。
新規顧客を獲得するためには、ユーザーが参加しやすいように自社の製品やサービスにこだわりすぎないテーマ設定が必要です。一方、既存顧客とのコミュニケーションを重視したキャンペーンなら、新製品を対象にするなど、キャンペーンの目的にあわせてキャンペーンのタイプを使い分けることが重要になります。
そして、「キャンペーンを知ったユーザーが参加する理由は何か」についてもキャンペーン設計をするうえで意識したいポイントです。自社のファンが喜ぶモノ・体験とするのか、もしくはLINEユーザーが喜ぶモノ・体験とするのかしっかり決めておきましょう。
何に興味があるのか、どんなものが好きなのか、テーマや賞品をターゲットに合わせることで、本当にファンになってもらいたいユーザーに参加してもらえるキャンペーンにできます。
幅広い年代が利用しているLINEをキャンペーンに使うことは、それだけで有利なような気がしますが、レシートキャンペーンを設計するうえでは、メインターゲットをしっかり設定することが重要であることがわかりました。しっかり計算したうえでLINEを上手に活用して、キャンペーンを成功させましょう。この記事がお役に立てれば幸いです。