インスタントウィン形式のレシートキャンペーンを実施するメリットとは?
応募した同時に結果を知ることができるインスタントウィン形式のレシートキャンペーン。このキャンペーンは参加する側、企業側どちらにもメリットがあるといわれています。この記事では、インスタントウィン形式のレシートキャンペーンの特徴やメリットを紹介します。
インスタントウィン形式のキャンペーンとは?
インスタントウィンとは、その場ですぐ当選結果がわかる懸賞システムのことです。その場ですぐあたり・ハズレが分かることで、消費者の期待感を煽り、購買促進を促したり、拡散力を高めたりする効果があります。
たとえば、スクラッチカードや購入したお菓子に「あたり」「ハズレ」が印刷されたものも、買ってすぐに当選結果が分かるため、インスタントウィンです。
最近はTwitterによるインスタントウィン(対象のアカウントをフォロー、対象のツイートをRTやハッシュタグをつけて投稿すると、「あたり」「ハズレ」の通知が届くという仕組み)を用いたキャンペーンも多くなっています。
インスタントウィン形式のレシートキャンペーンを実施するメリット
では、インスタントウィン形式のレシートキャンペーンとはいったいどういったものでしょう?
インスタントウィン形式のレシートキャンペーンは、ハガキ応募などのアナログでは実施が不可能なため、Web上で実施するキャンペーンになります。
レシート画像をキャンペーンサイト等にアップロードするとOCR(光学式文字認識)が自動で購入を判定し、その場であたり・ハズレが表示されるという仕組みです。実際に画面上でスロットが回る仕様になっているシステムもあるようです。
そんなインスタントウィン形式のレシートキャンペーンには、メリットがたくさんあります。まず、企業側のメリットを紹介します。
メリット① 抽選作業が必要ないため、事務局費用を抑えられる
システムが抽選をしてくれるため、ハガキ応募の時に行っていた膨大なハガキから当選者を抽出するといった作業が必要なくなります。
また、景品をデジタルギフトに設定することで、抽出した当選者の情報を登録し景品を発送するという作業もカットすることができます。景品の在庫管理や発送のコストや手間がかからずに済みます。
そのため、Web上で全て完結したキャンペーンを実施することが可能になるのです。
メリット② 購入を必須とするレシートキャンペーンのため、確実な売り上げが見込める
冒頭で説明した、Twitter等のSNSでのインスタントウィン形式のキャンペーンは、誰でも参加できる、いわゆる「オープンキャンペーン」と呼ばれるものです。誰でも簡単に参加できるため、認知拡大や拡散を目的に利用されることが多くなっています。
一方で、レシートキャンペーンは「○○商品を■■円以上購入」などの条件が存在するため、一定の条件を満たしたユーザーのみ参加できる「クローズドキャンペーン」に含まれます。
商品を購入した購買証明であるレシート等を用いるため、クローズドキャンペーンは、オープンキャンペーンと比較すると売り上げに直結するキャンペーンとなっています。
次に、ユーザー側のメリットを紹介します。
メリット① 気軽に応募でき、結果がすぐにわかるため購買意欲をかき立てる
ユーザーは、スマートフォンなどで簡単に参加でき、後日発表ではなく参加と同時に抽選結果が分かるため、参加意欲が増加します。
また、複数回応募にもつながりやすくなっています。
メリット② 個人情報の入力をしなくて済む
後日抽選のキャンペーンなどは、応募時に送付先情報を入力する場合が多くなっています。しかし、インスタントウィン形式のキャンペーンでは、当選者のみが送付先情報を入力すればよい仕組みになっているため(デジタルギフトの場合は送付先情報の入力も不要)、ユーザーの手間がかからない参加しやすいキャンペーンが実現できるのです。
また、企業目線で言うと、企業側は個人情報を必要以上に取得しないで済むというメリットもあります。
このように、インスタントウィン形式×レシートキャンペーンは、気軽に応募しやすいキャンペーンでありながら、確実な売上が見込めるといった多くのメリットがあるキャンペーンなのです。
レシートキャンペーンを実施するなら、システムの導入がおすすめ
レシートキャンペーンを実施する場合には、インスタントウィンに特化したシステムの導入をおすすめします。企業によっては、キャンペーンにともなってアンケートを取得したいということや、景品に新商品のサンプルを送りたいということもあるでしょう。
また、来店促進のためにデジタルクーポンにしたい、当選結果をその場でわかるようにしたいなどの希望があることも。システム導入するなら、キャンペーンの目的に合わせて、さまざまな企画を提案できるでしょう。
インスタントウィン形式のキャンペーンは、企業による販促プロモーションの一部。顧客づくりのきっかけになるキャンペーンともいえるでしょう。キャンペーンの参加条件には、Twitterのフォロー、リツイート、LINEのお友達登録があるため、多くの人に認知されるというメリットがあります。システム導入するなら、キャンペーンの目的に合わせて、さまざまな企画を提案できるでしょう。